TIPS いいかも。

TIPS いいかも ここでは、実際の作業中に注意したい、便利かなぁと思う「いいかも」な事柄を羅列しています。
作業中に気が付いた事から忘れないうちに記しているので、手順もバラバラです。
テキストべースですので、あまり面白くないかもしれません。

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シリコン バリは嫌。

いきなりシリコンでの型取りから。私の場合、粘土埋めの時、ブロック(ダイアブロック)で囲いを作っているのですが、表面の片面取りを終えた後、シリコンとブロックの接する側面にどうしてもシリコンのバリが出来てしまいます。 このバリがあると、裏面の型の合いに微妙なズレを起すので、裏面にシリコン流す前に取り除いておくといいかも。
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粘土埋め 棒はテーパー

シリコン型を作る時は、粘土埋めして、その後に噛み合わせとして、プラ棒やらレジン棒で穴をつくるのですが、この時に押し付ける棒は、少しだけテーパーが付いていた方が、穴の角度が緩やかになり、型ズレ起しにくくなっていいかも。
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シリコン 凸の上

表面シリコン型に離型剤(リンレイ ワックスブルーが有名)塗る時に、かみ合わせ
凸の上に塗るのを忘れると、型が両面くっついちゃいます。また、裏面にシリコン流す前に、粘土の除去や型の清掃を行うと思いますが、その時に赤ちゃん綿棒で行うと掃除しやすいです。また裏面シリコン型作成の時に、 枠は外さないのがベストですが、やむ得ぬ事情で枠を外してしまった場合、表面シリコン型の側面にも離型剤を塗るのを忘れないといいかも。
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石膏
バックアップ
ダマダマ。

石膏練る時どうしてます?粉に水いれてますか?
正解は水に粉。粉に水だとダマになり易く、気泡がプツプツ強度も落ちます。天ぷらと逆ですね。また石膏は練れば練るほど硬化が早くなりますので覚えておくと便利です。
そんなのどっちでもいいやと言う方は読み飛ばすといいかも。
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石膏
バックアップ
サンドウイッチ。

型のバックアップに石膏を使うかたに朗報。
石膏足んないや、水どばー、時間が立てば固まって楽勝!は考え物です。
水分が多すぎると、石膏が脆くなり、歪んだりして、レジン注型の時、型をゴムでバインドしても、レジン漏れの一因になりかねません。その様な時はまたもやガーゼ。
一層流した後に、ガーゼをぺタリ、残りの石膏を流すと強度が出ます。あと、硬石膏(樹脂石膏)を1/3程混ぜても、強度が上がります。一袋用意しておくといいかも。
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石膏
バックアップ
時間がない。

型のバックアップに石膏を使うかたに朗報 その2。
石膏が固まる時間が惜しい。ある程度強度を持たすには一晩、置くか、石膏部分のみをオーブンで短時間強制乾燥させるといいのですが、どうしてもと言う時は、水に石膏を加えた状態に、食塩を混ぜよく攪拌。驚く程の早さで硬化が始まりますが、半面、入れすぎると非常に脆くなるので、 ほどほどに、一つまみ位です。また、即効で作業を終えないと、途中でタイムアウト。作業の頭からやり直しなので、コツをつかむといいかも。
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シリコン 握力。

型作りの時に一番注意したいのは気泡。こいつがあると折角の原型も残念な事に。
こいつを取り除くには、カメラのレンズの清掃に使うブロアーが凄く便利です。シリコン型、石膏バックアップの作成、レジン注型、塗装前のホコリ取りと様々な状況で使えます。強力すぎるとかえって不都合で、手も疲れるので、自分の手に納まる位の奴がいいかも。
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シリコン 寝不足注意。

型に負担がかかり、レジン抜きが難しいパーツの場合に用いる手法で「よせ型」と呼ばれる方法があるのですが、欠点としてパーティングラインが増える、型の制作に時間がかかる、面倒くさい、また、「よせ」を置き忘れる、ずれるとレジンの無駄と、 いろいろと注意することが多いのです。昔、1度やってしまった事があるのですが、一番悲惨なケースは、「よせ型」のホールドの確認が甘くて、流したレジンに巻き込んでしまう場合です。この時は、 おゆまるを駆使してなんとか復活させたのですが、場合によっては型の即死亡となります。寝不足の時にレジン抜きは止めておいた方がいいかも。
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その他 おゆまる

おゆまるって言うのは、元々幼児用の玩具で、スーパーボールを作る云々
とありますが、こいつが驚くほど使えるアイテムです。
要するに、熱を加えると柔らかくなるポリエチレン樹脂で、型取り等に使用します。私の場合は暖める時、せともの容器にポットのお湯とおゆまる入れて、ラップかけてレンジで1分と言う方法をとっています。 かなり熱くなるのでヤケドには注意してください。100均だったらダ×ソー、またはハンズにあります。探してみるといいかも。
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シリコン 細かなこと

あとシリコンは開封済みの物は、時間が立つと粘度が高くなっていきます。それはそれで用途があるのですが、目安として、シリコンの缶に開封日と使った量(例えば-200gとか)をマジック等で記入しておくと便利。 この際に、シリコンを別の容器に移す場合、缶のラベル面とは逆の面から行うといいかも。。
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スカルピー 混ぜ混ぜ。

私は原型制作にスカルピーを使用するのですが、スーパースカルピー(肌色)だけだと、ディテールが見ずらく、また、グレイスカルピーだけだと、軟らかすぎて作業しずらいので、 完成品の強度の為にプリモ、色調整の為のスカルピー3の黒、これらを混ぜた「混合スカルピー」を使用しています。割合は個人の好みによると思いますし、また正確に「コレ」といった物には辿り着けていません。 ただ、この作業、試してみると分かると思いますが、結構大変です。手は痛くなるし、親指は腫れるし、空気をかまない様に注意しなければならないし・・・。 混ぜて伸ばして、また混ぜてと、うどん打ち職人にでもなった気分で、1度は試してみるといいかも。
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スカルピー ガシガシ。

混合スカルピー作る時、スカルピーを削るのに使用するのが、野菜などの皮を剥くときに使うピーラー。他に、卸金(大根おろし作るやつ)で文字通り、 すりおろすって方法もあります。で細かくしたものを混ぜると比較的混ぜやすくなっていいかも。
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スカルピー ぺたぺた。

スカルピーで原型制作する際、一番ネックになるのが、表面処理だと思います。焼く前はエナメルの溶剤、ラッカーの溶剤を必要に応じて使い分け、焼いた後はアセトンを綿棒につけて、 こするようにして使用しています。他にスポンジヤスリを各NO用意しておくといいかも。
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シリコン 少し足んない。

材料の中で、コスト面から考えると高価なのがシリコン。最初にシリコン購入する時って、結構悩みませんでしたか?ミスったらどうしようって。 いかにシリコン少なくして型を作るか、昔から古い使わなくなった型を細切れにして、増量するとか、色々な諸先輩方があみ出した方法がありますが、あと少しでシリコン満タンMAX状態で、 原型を覆い隠せるのに〜って云う時の方法の提案。使用するのはガーゼ。  詳しくは別ページにて→クリック。
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スカルピー

スカルピーは軟らかくて、扱いにくい等の話をよく聞くのですが、多分、芯を入れていないせいではないかと憶測しています。芯を入れると分割の際に、面倒なのですが、作業のし易さを取るか、分割のし易さを取るかのどちらかでは無いかなと。 私の場合、木工パテか、レジン棒、又は、スカルピーを予め、棒状にして焼いた物を状況に応じて、使い分けています。造形しやすいのがいいかも。
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スカルピー ペタペタ2

軟らかいで、もう一つ、あくまでも私の場合なのですが、スカルピーの表面処理に使う溶剤って、どの位の頻度で使いますか?やっぱり溶剤なので、使えば、使うほど、当然、軟化する訳で、 スカルピーの成分に含まれてしまうと思うので、制作物にもよりますが、ある程度の形が出来るまでは使いません。意外と盲点かなと思って・・・。
溶剤、使ったら少し時間をおくといいかも。
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シリコン やってはダメですよ。

石膏に初めて触る方もいると思うので、一応。
硬化してない石膏を、絶対に台所等の水道設備に流さないで下さい。専門の設備が無い場合、確実に詰まります。共同住宅などで詰まらせたら目も当てられません。余った石膏は硬化させてからゴミとして処分するか、 ポリエチレン容器等に入れ硬化させて、リューターのビット立てや、塗装の時の乾燥台を作るのもいいかも
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エポキシパテ 硬化促進 1

強度の欲しい部分には、短時間で硬化する5分硬化の木工パテを愛用しています。使用時には、指に水をつけながら作業するとベタツキが軽減されて扱いやすいです。(本当はポリ手袋したほうがいいらしいです。)5分硬化でも、すぐの切削作業は向かないので、その様な場合、オーブンで2〜3分ほど加熱して、硬化を促進しています。また、トースターの場合は、空の状態で、何分か加熱した後、フタをあけてその上におき、余熱で温め直火にさらさない方が、焦げなくていいかも。
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ポリエステル
パテ
硬化促進 2

ポリパテの場合、硬化を促進させるには、瞬着を主剤のほうに混ぜたり、ある程度硬化してきたら、加熱する方法があります。(その際の火の扱いには充分注意して下さい。)あと逆に、型などに充填して、変換する時などは、ラッカーシンナーを主剤に混ぜて希釈して、ドロドロにするとつめやすいです。この場合、硬化に時間がかかりますので、この時にも、瞬着を混ぜるといいかも。
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